童話物語絵本創作の特色から論じた日本児童向けの中国語教材開発のあり方
蔡 喬育, 高橋紀子

一、序文
理想的な第二言語の教材とは可能な限り/(できる限り)当該言語の知識および技能(駆使能 力)がバランス良く習得できる上、学習者に興味及び情熱(意欲)をもたらすことによってそ の言語の使用能力を高めることができるものと考える。また教材は、カリキュラムに沿ったも のであるとともに学習者の成長のバックグランドに合わせる必要がある。教材の作成について は、児童心理の要素を取り入れ、文化がもたらす親近感を利用し慣れ親しんだ文化の中で楽し く第二の言語を学習できるようにすべきである。

Full Text: PDF     DOI: 10.15640/jflcc.v4n2a9